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元恋人にメッセージを送りたくなったときにできること

メッセージは半分書けていて、夜も遅い。送らずにこれからの10分を乗り切る方法、実際に役立つこと、もう送ってしまった場合にすることをまとめました。

更新5分で読めます出典は末尾に

メッセージは半分まで書けている。夜遅いからかもしれないし、何かで相手を思い出したからかもしれないし、ただ恋しいだけかもしれません。元恋人にメッセージを送りたくなるのは、性格の欠点ではありません。別れにつきものの、ごく普通のことです。今やるべきなのは、送りたい気持ちをなくすことではありません。今夜それを送らないことです。

10分間は何も決めない

決めるのはあとにする、と自分に言って、タイマーを10分にセットしましょう。そのあいだは、衝動と言い争うのではなく、衝動に気づいてみてください。体のどこで感じているか、何をさせようとしているか、どう変わっていくか。

これは「アージサーフィン(衝動の波乗り)」と呼ばれる方法です。依存症治療の再発予防から生まれたもので、衝動を消すことが目的ではありません。喫煙者を対象にした試験では、渇望そのものは弱まりませんでしたが、この方法を学んだ人は、その後1週間の喫煙量が減りました1。ここでも同じです。メッセージを送りたいと思いながら、送らずにいることはできます。

10分間やり過ごすでは、タイマーと短いガイドを使えます。

送信されない場所に書く

そのメッセージは、たいてい外に出たがっています。相手に届かない場所に、手を加えずに全部書いて、それから捨ててしまいましょう。書いて燃やすなら、ブラウザでそれができます。送信も保存もされません。

気持ちを書くことは、何十年も研究されてきました。平均すると役に立ちますが、その効果はわずかです2。別れについては、ある小規模な実験で、別れのポジティブな面について書くと、書いた直後のポジティブな気持ちが高まりました3。

一つ注意があります。書いているうちに、同じ問いを何度も繰り返し考えるようになったら、やめましょう。別れに意味を探し続けていた人では、感情を深く掘り下げて書くことが、数か月後の回復の悪さと関連していました4。短く雑に書いて燃やすメモは、何時間も思い返し続けることとは違います。

意識を別のことに向ける

渇望についてのある理論によると、渇望はふと浮かぶ考えから始まり、細部を思い描くほど大きくなっていきます。相手の声、相手の返事、その後どうなるか5。目と手を忙しくさせる、没頭できる何かがあれば、その流れを断ち切れることがあります。ある小規模な研究では、3分間テトリスをすると、食べ物や飲み物、薬物への日常的な渇望がやわらぎました6。

気をそらしても、相手を大切に思う気持ちが消えるわけではありません。元恋人をまだ引きずっている人を対象にした小規模な実験室研究では、気をそらしても元恋人への気持ちは変わりませんでしたが、気分は上向きました7。これからの10分には、それで十分です。プチプチをつぶす、お皿を何枚か洗う、近所をひと回り歩く、などをしてみましょう。

呼吸をゆっくりにする

1分間に6回ほどのゆっくりした呼吸は、体の反応が落ち着くことや、リラックスした感覚と関連しています8 9。複数の試験をまとめると、呼吸法はストレスや不安をある程度減らしていました10。何かを解決してくれるわけではありませんが、気持ちのボリュームを下げてくれることはあります。2分間、呼吸を整えましょう。5秒吸って、5秒吐きます。

そのメッセージが何のためか考える

何かを送る前に、次の文を正直に完成させてみてください。「相手にメッセージを送りたいのは、……から」

  • まだ気にかけてくれているか知りたい
  • どれだけ傷ついたか、わかってほしい
  • なぜなのか、答えがほしい
  • 今夜、こんなに孤独を感じていたくない

そのほとんどは相手の反応次第で、そこはあなたにはどうにもできません。返事が来ても期待どおりとは限らず、返事が来なければ、夜はもっとつらくなるかもしれません。一部は、ほかの場所でも得られます。代わりに友達にメッセージを送って、今夜はつらいと伝えてみましょう。

相手が「運命の人」だったと心のどこかで信じているなら、引き寄せられる力はおそらく強くなります。関係が運命だったと信じている人ほど、元恋人に連絡したり、様子をチェックしたりすることが多いのです11。その思いは、従うものではなく、気づいておくものです。

次回を少しだけ難しくする

気持ちが落ち着いているときに、少し手間を増やしておきましょう:

  • トークをアーカイブまたはミュートして、メッセージ一覧の一番上に来ないようにする。
  • ピン留めを解除し、お気に入りから外す。
  • 相手の投稿とストーリーズをミュートする。アプリごとの手順があります。
  • まだはっきり見えているうちに、なぜやめたのかを書き留めておき、衝動が戻ってきたら読み返す。nocntでは「やめた理由」に保存できます。

もう送ってしまったら

そういうこともあります。最初のメッセージを説明するために2通目を送る必要も、返信を待って起きている必要もありません。今夜はスマホを別の部屋に置きましょう。明日、また数え始めましょう。nocntでは、これまでの日数は「履歴」に残ります。無駄にはなりません。

衝動だけでは済まないとき

身の危険を感じたり、何もかもが耐えきれないと感じたりするときは、米国では988に電話かテキストメッセージを送るか、findahelpline.comでお住まいの地域の相談窓口を探してください。988 Lifelineは、自殺を考えていなくても連絡してよいとしています。

出典

  1. Bowen, S., & Marlatt, A. (2009). Surfing the urge: Brief mindfulness-based intervention for college student smokers. Psychology of Addictive Behaviors, 23(4), 666–671. doi.org/10.1037/a0017127. ランダム化試験。喫煙する学生123人。 ↩

  2. Frattaroli, J. (2006). Experimental disclosure and its moderators: A meta-analysis. Psychological Bulletin, 132(6), 823–865. doi.org/10.1037/0033-2909.132.6.823. 146件のランダム化研究。平均効果は小さい。 ↩

  3. Lewandowski, G. W. (2009). Promoting positive emotions following relationship dissolution through writing. The Journal of Positive Psychology, 4(1), 21–31. doi.org/10.1080/17439760802068480. 最近別れた87人。ネガティブな気持ちには変化なし。 ↩

  4. Sbarra, D. A., Boals, A., Mason, A. E., Larson, G. M., & Mehl, M. R. (2013). Expressive writing can impede emotional recovery following marital separation. Clinical Psychological Science, 1(2), 120–134. doi.org/10.1177/2167702612469801. ↩

  5. Kavanagh, D. J., Andrade, J., & May, J. (2005). Imaginary relish and exquisite torture: The elaborated intrusion theory of desire. Psychological Review, 112(2), 446–467. doi.org/10.1037/0033-295X.112.2.446. 理論論文。 ↩

  6. Skorka-Brown, J., Andrade, J., Whalley, B., & May, J. (2015). Playing Tetris decreases drug and other cravings in real world settings. Addictive Behaviors, 51, 165–170. doi.org/10.1016/j.addbeh.2015.07.020. 学生31人、1週間。別れについての研究ではない。 ↩

  7. Langeslag, S. J. E., & Sanchez, M. E. (2018). Down-regulation of love feelings after a romantic break-up: Self-report and electrophysiological data. Journal of Experimental Psychology: General, 147(5), 720–733. doi.org/10.1037/xge0000360. 24人。実験室での短期的な効果。 ↩

  8. Zaccaro, A., Piarulli, A., Laurino, M., Garbella, E., Menicucci, D., Neri, B., & Gemignani, A. (2018). How breath-control can change your life: A systematic review on psycho-physiological correlates of slow breathing. Frontiers in Human Neuroscience, 12, 353. doi.org/10.3389/fnhum.2018.00353. 健康な成人を対象にした小規模研究15件。 ↩

  9. Lehrer, P. M., & Gevirtz, R. (2014). Heart rate variability biofeedback: How and why does it work? Frontiers in Psychology, 5, 756. doi.org/10.3389/fpsyg.2014.00756. 「1分間に約6回」というペースの出典。 ↩

  10. Fincham, G. W., Strauss, C., Montero-Marin, J., & Cavanagh, K. (2023). Effect of breathwork on stress and mental health: A meta-analysis of randomised-controlled trials. Scientific Reports, 13, 432. doi.org/10.1038/s41598-022-27247-y. ↩

  11. Thompson, A. E., Gooch, K., Willhite, R. M., & O’Sullivan, L. F. (2025). We were meant to be: Do implicit theories of relationships and perceived partner fit help explain post-relationship contact and tracking behaviors following a breakup? Personal Relationships, 32(1), e12591. doi.org/10.1111/pere.12591. ↩

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