10分間やり過ごす

やり過ごす。

これから10分間、衝動を行動に移さないでください。感じるのはかまいません。

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しくみ

衝動の強さを記録してから、タイマーを始めます。10分間、やることはただ一つ、行動に移さないことです。衝動を感じても、考えても、強く望んでもかまいません。数分ごとに短いガイドが表示され、衝動がどうなっているかに気づく手助けをします。

時間になったら、もう一度記録します。数字がどうであれ、あなたは相手に連絡せずに10分間を乗り切りました。ここで入力した内容は、保存も送信もされません。

この考え方の出どころ

衝動に気づきながら、それを行動に移さないことは、「アージサーフィン(衝動の波乗り)」と呼ばれます。依存症治療の再発予防から生まれた方法です。喫煙者を対象にした試験では、渇望そのものは弱まりませんでしたが、この方法を学んだ人は、その後1週間の喫煙量が減りました1。ここでも考え方は同じです。衝動が消えなくても、行動に移さずにいることはできます。

別れのあとの衝動がどれくらい続くのかを測った人はいないので、タイマーが終わったときに衝動が消えているとは約束できません。確かに手に入るのは、相手に連絡せずに過ごした10分間です。詳しくはガイド元恋人にメッセージを送りたくなったときにできることをご覧ください。

出典

  1. Bowen, S., & Marlatt, A. (2009). Surfing the urge: Brief mindfulness-based intervention for college student smokers. Psychology of Addictive Behaviors, 23(4), 666–671. doi.org/10.1037/a0017127. ランダム化試験。喫煙する学生123人。 ↩

代わりにできること